HELSINKI DESIGN WEEK -1-
9月9日〜18日に開催されたヘルシンキデザインウィークを訪れた。
デンマークは10年以上前に、一度訪れたことがあるが、フィンランドは初めて。せっかくヨーロッパにいるのだから北欧デザインの動向、歴史なども見ておきたいと思い決行。
期間中はカーペリという元ケーブル工場の建物を拠点に様々なデザインイベントが開催された。
内容が多いのでテーマごとに何回かに分けてレポートする。
ここカーペリは元々ノキアの通信ケーブルを製造していた所らしい。現在は市の所有で多くの展示会やイベントが開催されているそう。
先ずはそのカーペリで土日のみ開催された、DESIGN MARKETに足を運んだ。
工場跡の大きな空間でデザインプロダクトのセールが行われていた。値段が半値近いということもあり、多くの人でにぎわっていた。
さすが北欧、マリメッコ以外にも色鮮やかなデザインのテキスタイルであふれている。
来場者のファッションもミラノとは違った、北欧的。
特に購入したものはないが、北欧デザインの代表ブランドから個人デザイナーまで様々なブースの出展があり、北欧デザインのトレンドをざっと把握することができた。
次に訪れたのは街の中心近くにある DESIGN FORUM 。
ここは、デザインショップと展示空間があり、北欧デザインの今を一堂に見ることができるデザイン発信地。ショップでは厳選された北欧デザインプロダクトが並べられており、本当に北欧デザインの今を見ることができる。
改めて見ると、扱っているものはカーペリのものとほとんど変わらないが、商品がきれいにディスプレーされており、ゆっくり手に取って見ることができるのが良い。
ヘルシンキにはARABIAに代表される陶磁器製品もなじみ深く、あらゆるところでモダンなセラミック製品を見かけた。
自分の中の北欧デザインのイメージとして強い、木、セラミック、ガラス製品の優しいフォルムは、実際に訪れてみて体感できた。
eero aarnioのこのハンガー、プラスチック製だがちょっと気になった。
展示スペースでは、KAJ FRANCK & BEYOND というカイ・フランクデザインのイッタラのガラスを使ったエキシビジョンが開催されていた。
また、地下の会場では、Desgi Storiesと題した、個人デザイナー達の展示があった。(ミラノサローネのサテリテのような感じ?規模はぜんぜん小さいが。)
さらにこのデザインウィークもう一つのメイン会場であるオールドカスタムウェアハウスを訪れた。
ここは1899年に造られた旧税関兼倉庫。薄暗い空間で話題のデザイナーの作品展示が行われていた。
複数のテキスタイルのパッチワークから成る鹿の頭
The Pod Chair (2011) / Benjamin Hubert
フェルトをシェル状に成形した特徴のあるフォルムはフィンランドデザイナーであるエーロ・サーリネンの名作、ウームチェアを彷彿させるデザイン。サーリネンは「 座るポジションを限定しない、複数のクッションに包まれるような椅子」として構想されたのだが。。。ちなみにウームは子宮という意味。
最近、ミュージアムストアなどで良く見かける蛍光管電球
この傘も良く売ってる
近くの別会場。連日多くの人で賑わっていた。
デンマークは10年以上前に、一度訪れたことがあるが、フィンランドは初めて。せっかくヨーロッパにいるのだから北欧デザインの動向、歴史なども見ておきたいと思い決行。
期間中はカーペリという元ケーブル工場の建物を拠点に様々なデザインイベントが開催された。
内容が多いのでテーマごとに何回かに分けてレポートする。
先ずはそのカーペリで土日のみ開催された、DESIGN MARKETに足を運んだ。
工場跡の大きな空間でデザインプロダクトのセールが行われていた。値段が半値近いということもあり、多くの人でにぎわっていた。
来場者のファッションもミラノとは違った、北欧的。
次に訪れたのは街の中心近くにある DESIGN FORUM 。
ここは、デザインショップと展示空間があり、北欧デザインの今を一堂に見ることができるデザイン発信地。ショップでは厳選された北欧デザインプロダクトが並べられており、本当に北欧デザインの今を見ることができる。
改めて見ると、扱っているものはカーペリのものとほとんど変わらないが、商品がきれいにディスプレーされており、ゆっくり手に取って見ることができるのが良い。
自分の中の北欧デザインのイメージとして強い、木、セラミック、ガラス製品の優しいフォルムは、実際に訪れてみて体感できた。
展示スペースでは、KAJ FRANCK & BEYOND というカイ・フランクデザインのイッタラのガラスを使ったエキシビジョンが開催されていた。
また、地下の会場では、Desgi Storiesと題した、個人デザイナー達の展示があった。(ミラノサローネのサテリテのような感じ?規模はぜんぜん小さいが。)
さらにこのデザインウィークもう一つのメイン会場であるオールドカスタムウェアハウスを訪れた。
ここは1899年に造られた旧税関兼倉庫。薄暗い空間で話題のデザイナーの作品展示が行われていた。
フェルトをシェル状に成形した特徴のあるフォルムはフィンランドデザイナーであるエーロ・サーリネンの名作、ウームチェアを彷彿させるデザイン。サーリネンは「 座るポジションを限定しない、複数のクッションに包まれるような椅子」として構想されたのだが。。。ちなみにウームは子宮という意味。
by matsu-milano
| 2011-09-10 10:00
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